先輩からのメッセージMessage from Alumnus

香西 祐子さん
衛生士科 47期生 2016年卒 医療法人社団 裕歯科クリニック 勤務
主な業務内容を教えてください。
トラブルを未然に防ぎ、健康を守る予防歯科診療。
歯石除去や歯科保健指導は歯科衛生士の主な業務ですが、その目的は単にお口をきれいにする事ではありません。日々の口腔ケアを通じて虫歯や歯周病を予防し、患者さんの生涯にわたる口腔健康を支えていくことこそ、歯科衛生士の専門性であると考えています。
やりがいについて教えてください。
笑顔と「ありがとう」の言葉が大きなやりがい。
歯科衛生士の仕事は、「食べる・話す・笑う」といった人生の基本を支える大切な役割です。患者さんと長い期間関わる専門職だからこそ小さな変化に気付き、深い信頼関係を築くことができると考えています。その積み重ねが自身の成長にも繋がっていると実感しています。
運命を感じた瞬間
社会人としての経験を経て歯科衛生士を志望しました。子育てや介護を通じて培った経験は、診療の現場でも活かされていると実感しています。患者さんとの対話や処置の中では常に新しい学びや課題があり、歯科衛生士という仕事の奥深さに魅力を感じています。

山田 和伸さん
技工士科 14期生 1983年卒 株式会社カスプデンタルサプライ
歯科技工士として何年勤めていますか?
歯科技工物を製作し続けて45年になります。
今では海外も含めて講演会や実技セミナーを行い、後進の指導にあたっています。当初、技術職は腕一本と思っていましたが、やはり周りの方々に支えられて今の自分があります。素直な気持ちで相手の話を受け入れること、わかりやすい言葉で相手に伝えること、技術職こそコミュニケーションですね。
昨今の歯科技工士に求められるものは?
基礎はもちろん、応用力や経験則、また、コンピュータスキル
学校で習得する基礎は普遍的に大事です。ただ、臨床現場では応用力や経験則の比重が重くなります。一方で、最近は情報と技術の変化が早いので情報収集を怠らずコンピュータスキルをあげることができる環境に自分をおいてください。
運命を感じた瞬間
日本に初めてポーセレンラミネート修復法が紹介されたとき、その作り方も手探り状態で確立されていませんでした。自分なりの手法を整理し、アメリカの学会誌に発表したところ高い評価を受けて’94 Mosby Yearbookに掲載され世界中の業界関係者の目にとまりました。自分では思いついたことをやれるだけやった、という充実感のほうが強かったのですが知らぬ間にその技法が独り歩きしました。「瞬間」とは、私の場合この文献発表ですね。

宮本 菜都美さん
衛生士科 43期生 2012年卒 高松市医師会 看護専門学校 高等課程 准看護科 H30年卒業 新枝歯科医院 勤務 本校実習指導講師
卒業後の進路について教えてください。
准看護師の資格を取得しました。
歯科衛生士の活躍の場は歯科医院、病院、施設、在宅へと広がり、仕事のスタイルも豊富になりました。近年一般歯科に勤めていても、全身疾患や多種多様な薬と向き合う機会が多くなりました。更に多くの勉強会にて医科と歯科の深い関わりを知り、全身に関して学びたいと思い准看護師免許を取得しました。
資格を取得してよかったことは?
両分野に活かすことができます。
多職種連携を求められている今、地域に歯科衛生士が出る機会も増えてきているなかで学んだことを活かしていくことができると考えています。また、患者さんと向き合う際に全身疾患からも読み取り、歯科治療を進めていく上で活かしていけると考えています。
運命を感じた瞬間
歯科治療が苦手な私に優しく接し、安心感を与えてくれた歯科衛生士の方に憧れて、私もそんな歯科衛生士になりたいと目指しました。


須上 華歩さん
技工士科 55期生 2023年卒 げんき歯科・矯正歯科
仕事内容について教えてください。
院内技工と診療補助
私が携わっているのは、ナイトガードや義歯製作のための技工、CAD/CAM冠、ジルコニアクラウンなどのデジタル技工物の製作です。その他に、診療補助もしています。
就職して良かったことは何ですか?
患者さんと直接コミュニケーションが取れる
最新の機器が揃った中でデジタル技工が学べ、患者さんの生の声を技工物製作に反映できることです。
運命を感じた瞬間
オープンキャンパスに参加した際に、実際にCAD/CAMや研磨の体験をする中で物作りの楽しさを知り歯科技工士を目指そうと思いました。