カリキュラムCurriculum
2年間基礎から応用まで、最新で最先端の歯科技工を学びます。
現在CAD/CAM技工といったデジタル技工が発展し、従来の歯科技工と異なった体制になってきています。
本校では従来のアナログ技工と併用し、進歩するデジタル技工を見据えたカリキュラム編成にしています。充実した設備と全国で活躍されている講師陣がしっかりとサポートします。
授業風景
歯科技工実習
基本的な歯科技工実習です。様々な歯科医療材料を用いて、義歯や被せ物を製作します。歯科技工のデジタル化が重要視されていますが、本校では従来のアナログ技工も同様に大切と考え、バランスのとれた優秀な歯科技工士を育成します。
歯科技工士はたくさんの材料や道具を使って仕事します。実習では基本的な技術や知識を基礎からしっかり学べます。
マウスガードセミナー
スポーツ中の怪我の防止や夜間就寝中の歯ぎしり防止のために使用するマウスガードの製作も歯科技工士の大事な仕事の一つです。本校では、歯科医師の指導のもと、自分の歯型模型を用いて、自分専用のマウスガードを製作します。
デジタル技工実習
今後ますます発展していくCAD/CAM技工を、基礎から応用までじっくり学べます。本校では、専用のパソコンとデジタルスキャナーおよびミリングマシン(削りだし加工機)を用いて、設計から加工・仕上げまでCAD/CAM技工の一連の作業を体験し学ぶ事ができます。これからの歯科技工士に求められるデジタル技工技術の習得を本校ではしっかりとサポートします。
グループワーク
グループワークやディスカッション形式の授業を取り入れ、歯の専門的知識を楽しく学ぶことができます。また、知識の習得に加え、医療人に求められる基本的なコミュニケーション能力の向上を図ります。グループワークを通して、就職後もチーム医療の現場で活躍できる人材の育成を目指します。
歯の形や種類、歯それぞれの特徴等の専門的知識をグループで楽しく学べます。
製作物紹介
2年間たくさんの技工物を製作します。いい技工物を作るのは大変ですがクラスのみんなと切磋琢磨し楽しく製作しています!!
有床義歯技工学
加齢や歯周病により歯が抜けてしまうとそれを補う「入れ歯」を製作します。入れ歯を入れることにより患者さんは「咬める喜び」を感じることができます。製作方法はもちろん、歯の咬み方等の知識を活かした実習をします。
歯冠修復技工学
歯冠修復技工学では、むし歯や事故などで歯が損傷すると、それを補うためクラウンによって被せる修復物を製作します。また、金歯や銀歯をはじめ審美歯科といった白い歯も製作します。
歯型彫刻
歯は1本1本形態が異なり、それぞれの部位に意味があります。講義で基本的なことを学び彫刻でそれらを再現していきます。日本の歯科技工士の彫刻技術は世界トップクラスです。練習すればするほど、本物の歯と同じように再現することができます。
カリキュラム68単位 2,180時間
基礎分野
5単位
95時間
- 外国語
- 造形美術概論
- 情報リテラシー
- コミュニケーション学
専門基礎分野
20単位
590時間
- 歯科技工管理学
- 臨床概論
- 関係法規
- 歯科理工学
- 歯の解剖学
- 顎口腔機能学
専門分野
43単位
1,495時間
- 有床義歯技工学
- 歯冠修復技工学
- 矯正歯科技工学
- 小児歯科技工学
- 歯科技工実習